こんにちは。くまどき夫婦です。
「コーヒーの世界に踏み込みたいけど、難しそうだよね…」そんな私たち初心者夫婦のコーヒーの学び過程を記録しています。
前回、コーヒー初心者のずぼらママが「井崎流ハンドドリップ」にチャレンジしてみました。
ずぼらママのチャレンジの様子はこちらからどうぞ。
やっぱりプロの淹れ方は違いますね。
初心者でもおいしいコーヒーを淹れることができました。
でも、タイマーやスケール調整に手こずったりと、まだまだ練習が必要なのも事実です。
今回は、同じく初心者のきっちりパパが井崎流ハンドドリップに挑戦します。
ママより上手に淹れることはできるのか。
はたまたママの方が上手なのか。
性格の違いは出るのか?
みなさん、見てご判断ください。
コーヒーを淹れる条件
コーヒーを淹れる条件は、ずぼらママの時と同じです。
なんせ初心者なので、家にある器具、日ごろ飲んでいるコーヒー粉で挑戦です。
これからコーヒーを楽しみたいと思っている私たちのような初心者さんも一緒にチャレンジしてみませんか?
使用した豆・器具
豆(粉)はカルディさんのスペシャルブレンドです。
挽き方は中挽きで、お店で挽いていただきました。
ドリッパーは、日ごろ使っている台形の2つ穴。メーカーなどは分かりません。
サーバーはニトリさんで購入したプラスチック製のものです。
手順の確認
井崎流ハンドドリップの淹れ方です。
私たちは、井崎英典さん監修の「理由がわかればもっとおいしい!コーヒーを楽しむ教科書」を参考にしました。
1.コーヒー豆を量る、挽く
抽出したい量にあわせ、お湯:コーヒー豆(粉)が100:8になるように
ここでは、お湯は200gに対してコーヒー豆(粉)16gで説明
コーヒー豆は粗めに挽く
2.ドリッパーを温める
3.コーヒー粉をセット
粉の表面がフラットになるように
4.1湯目
湯温は98℃前後
お湯を40g注ぐ
蒸らしには1分間かける
お湯を注ぎ終わったら、ドリッパーを回して撹拌させる
5.2湯目
タイマーが1分になったら、お湯を40g注ぐ
6.3湯目
タイマーが1分30秒になったら、お湯を40g注ぐ
7.4湯目
タイマーが2分になったら、お湯を80g注ぐ
お湯を注いだら、グルグル回して撹拌させる
ドリッパーからお湯が落ちてこなくなったら完成!
きっちりパパの挑戦!
実際の様子を写真で見ていきます。
手順や進行の様子
コーヒー粉を計量(16g)
と、思ったらドリッパーの温めを忘れた!
一度粉を取り出して、ドリッパーにお湯をかける
取り出した粉を再度入れる
1湯目(40g)を注ぐ
あれ?タイマー押さないの?
お湯を注ぎ終わってからタイマーセットするんじゃないの?
そうなの?
(違うと思うけど…)
お湯を注ぎ終わってから、タイマーをスタートさせる。
その後、撹拌させる
1分経過後、
2湯目(40g)を注ぐ
30秒経過後、
3湯目(40g)を注ぐ
30秒経過後、
4湯目(80g)を注ぐ
注ぎ終わったら、撹拌させる
淹れ終わり
粉はフラットな状態
動画の様子は下のインスタリールをどうぞ。
ママとの違いや工夫
まず、初めにドリッパーの温めを忘れてしまったために、せっかく計量した粉をもう一度入れる羽目になってしまいました。
また、パパは1湯目を注いだ後にタイマーをスタートさせています。
その時はママも何が正解なのか曖昧でしたが、本で確認をすると「スタートを押して、お湯を注ぎ始める」となっていました。
しかし、さすがきっちりパパ。
始めにミスはあったものの、その後の動作は落ち着いていました。
すぼらママはスケールとタイマーを、お湯を注ぐたびにストップしてしまったため、操作に忙しく余裕がありません。
一方パパは、1湯目後から連続でスケールとタイマーを作動していたため無駄な動きが見られませんでした。
まあ、隣で次の動作の指示出しを私がしてくれたおかげでしょうね。
結果
出来上がったコーヒーの味わい、感想
今回は自己流ハンドドリップでのコーヒーは淹れていませんが、今まで飲んでいたコーヒーとの比較をしてみました。
今までのに比べてコーヒーの味が濃いよね。
こっちの方が好みだな。
私もこっちの方が断然おいしい。
次にコーヒーを淹れるなら、また井崎流で淹れるよね。
ママは、「井崎流ハンドドリップ」難しいって言ってたけど、
俺はあんまり手間に感じなかったよ。
手間ではないけど、慣れが必要かな。
でも私は、スケールとタイマーの準備が面倒かも。
2人とも「井崎流ハンドドリップ」で淹れたコーヒーの方がおいしいと感じました。
ただ、ママのようなすぼらな人には道具の準備が少し面倒です。
淹れ方の手順を覚えるまでには慣れが必要かもしれません。
きっちりパパとずぼらママ、どっちが上手だった?
うーん。悔しいけれど今回はパパの勝利ですかね。
味はどちらもおいしかったです。
でも、失敗の多さと落ち着き度を見るとパパの方が優勢だったと思います。
パパは一度、ママの淹れ方を見ていたので、手順を理解していたのかもしれません。
ママもイメトレはしていたんですけどねー。
でも、やってみて分かるようになったこともたくさんありました。
やらないと上手にはならないということも実感しました。
「失敗・成功のポイント」を整理
まずは、手順をあらかじめ確認するべき。
特にお湯の量と時間は把握しておいた方がいいです。
お湯を注いでしまうと、立ち止まるのは難しいです。
考えていると、注ぎ過ぎてしまったり、気づいたら時間が経過していることがあります。
初心者はお湯の注ぎ方は考えなくてオッケー。
というか、ずぼらママはそんな余裕はありませんでした。
お湯を「太く注ぐ」、「細く注ぐ」の調整は慣れてからでもいいのではないでしょうか。
撹拌作業は忘れずに。
井崎流ハンドドリップの最大のポイントは撹拌ではないでしょうか。
特に4湯目の撹拌はフィルターの縁に付いている粉を全て流し落とすように回して大丈夫です。
不器用なママでも出来ましたので、難しい動作ではありませんよ。
以上、きっちりパパが「井崎流ハンドドリップ」にチャレンジした結果でした。
私たちのような初心者であっても、特別な道具を必要とせずにおいしいコーヒーを淹れることができますので、みなさんも是非試してみてください。
前回のずぼらママがチャレンジした様子はこちらからどうぞ。
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