初心者がHARIOポラリスを使ってみたらどうなる?スケールで広がるコーヒーの世界

step2 コーヒー道具&豆のレビュー

こんにちは。くまどき夫婦です。

先日、おいしいコーヒーを淹れれるようになるため、私たち夫婦は「井崎流ハンドドリップ」に初挑戦しました。

その時に実感したのが、

タイマーとスケールの確認・作業が難しい!

ということ。

ずぼらママは、お湯を注ぐごとにタイマーとスケールをリセットしていたため、動作が慌ただしくなり、

きっちりパパは、お湯を注ぎ終わってからタイマーをセットするというミスをしてしまいました。

初心者がはじめからできるわけないよ。

練習してみたら?

という声が聞こえてきそうですが、

ずぼらママ
ずぼらママ

コーヒーを淹れるたびに

タイマーとスケールの両方を準備するのって、正直面倒なんです。

だからといって、「井崎流ハンドドリップ」のおいしさを知って、今までの淹れ方には戻れなくなってしまった私たち。

「コーヒースケールが欲しい』」と探したところ見つけたのが、このHARIOのコーヒースケール『ポラリス』でした。

この見た目と機能にすっかりトリコ。

別記事で説明していますが、『ポラリス』を使用してから抽出比率にも気を配れるようになったんです。

なんか専門的な言葉が出ると難しそうに感じますが、初心者の私たちでも使いこなすことが出来ます。(何度か失敗を経て)

今回は、そんなオススメのHARIOのコーヒースケール『ポラリス』の魅力ついて初心者目線で解説させていただきます。

『ポラリス』ってどんなスケール?

『ポラリス』とは、HARIO社から販売されているコーヒースケールです。

POLARIS (ポラリス)=北極星

パーセント表示が北極星となり、あなたを美味しいコーヒーへと導きます。

HARIO株式会社 ホームページ

『ポラリス』には北極星という意味があり、暗い夜空の中で光輝く北極星がコーヒーを淹れる道しるべになってくれるってことですかね。

暗闇で右も左もわからない私たちのような初心者には、ありがたい指標になってくれます。

機能

ポラリスモード

そんな『ポラリス』が他のコーヒースケールと違う点は、抽出の進捗状況がパーセント表示されることです。

見てほしいのは、こちらの3つの表示。

抽出比率  コーヒー豆を1とした際の必要とするお湯の量の比率。ざっくりいうとコーヒーの濃さ。

総湯量  コーヒーを淹れるのに必要なお湯の量。

パーセント  総湯量に対してどのくらいのお湯が注がれているか。


ポラリスモードという機能では、①抽出比率を設定して、コーヒー豆(粉)を計量すると、②総湯量が表示されます。

また、お湯を注ぎ始めると、総湯量に対して何パーセントのお湯が注がれているのかが③パーセント表示されます。

つまり、その3点を設定・確認することで理想の濃さのコーヒーが簡単に淹れることができるんです。

今までは、粉を計量するのにピッタリの重さになるよう慎重になっていました。

そうじゃないと、総湯量の計算が面倒だから。

でも『ポラリス』を使用すると、多少粉の量がズレたとしても、その粉量に合わせて総湯量を表示してくれるので、そこまで粉の計量に慎重になりすぎる必要がありません

ママのようなずぼらなタイプには必要不可欠な機能です。

オートタイマー

もう一つの驚きの機能はオートタイマーです。

お湯を注ぐと、スケールが重量を感知し、自動でタイマーが開始されます

以前、タイマーとスケールを別々に使用していた時は、お湯を注ぐのと同時にタイマーボタンを押す必要があり、不器用なママは混乱してしまいました。

でもこれなら勝手にスタートされるので、落ち着いて作業することができます。

もちろん、手動でタイマーをセットするマニュアルタイマーもありますよ。

その他の機能

計量範囲:0.1g~2000g

タイマー:最大9:59まで

電源:単3型乾電池×3個(購入時にセットされていました)

値段

お値段は公式ショップにて8,800円(税込み)です。

けっして安くはないお値段ですが、機能面とコーヒーを淹れるのが手軽になったことを考えると、私は購入してよかったです。

初心者だからこそ、機能面が充実したコーヒースケールを使用するべきだと思いました。

見た目

サイズ:幅 127 mm × 奥行 165 mm × 高 28 mm

製品本体重量:437

私好みのシンプルでスタイリッシュな見た目です。

多少の厚みはありますが、私は気になりません。

溝が少ないので、もしも汚れてもサッと拭けるのが気に入っています。

色は私たちが購入したブラックの他、ホワイトもあります。

ホワイトは可愛らしさも感じますよ。

初心者が使ってみた

そんな高性能コーヒースケール『ポラリス』ですが、初めの何回かは使用に失敗しました。

説明書をきちんと読まない、ずぼらママの悪い癖が出てしまいました。

失敗時・成功時の動画をインスタグラムにアップしていますので、よろしければ見てみてください。

1回目の失敗

何も設定せずとも、お湯を注げば勝手にタイマーがスタートされると思っていました。

しかも、ドリッパー温めのお湯でタイマーが動かないことに「なんで動かないのー?」と混乱。

エラーの状態で「time mode」を押しても何も変わりませんでした。(そりゃそうだ)

ずぼらママ
ずぼらママ

みなさん、

ドリッパーを温めるためのお湯注ぎではオートタイマーは働きません。

抽出比率の設定、粉の計量後、「time mode」を押すことで

オートタイマーが作動しますからね♪

2回目の失敗

ドリッパーの温め、抽出比率の設定、粉の計量まではできたのですが、またまたオートタイマー失敗。

原因は粉の計量後に、計量数値を「0」表示をさせようと「on/off tare」ボタンを押してしまったこと。

たしかに、計量数値は「0」になるんですが、スケールがせっかく計量した粉量がリセットされてしまったので、抽出比率と粉量から計算した総湯量の%表示ができないんです。

つまり、ポラリスモードの設定がされず、オートタイマーが作動しませんでした。

ずぼらママ
ずぼらママ

ポラリスモードで抽出する場合、

粉の計量まで終わったら「time mode」を押してください。

そうすると、スケール側は粉量を記憶したまま、計量数値が「0」となります。

タイマーが点滅し、オートタイマーが働きますよ。

初心者向けに使用方法を説明

こんなに失敗するのはずぼらママくらいかもしれませんが、私のような初心者に向けて使用方法を説明します。

1.「on/off tare」ボタンを押して電源を入れる

2.「ポラリスモード」に設定

「time mode」ボタンを長押しすると「ポラリスモード」と「クラシックモード」の切り替えができる。 

※写真は「クラシックモード」


3.「on/off tare」ボタンを押して、計量数値を「0」にしてから、コーヒー豆を計量する。(すでに挽いてあるコーヒー粉を使用する場合は、5まで手順を飛ばす)


4.コーヒーミルで豆を挽く


5.ドリッパーとサーバーを温める

6.温め用のお湯を捨てたら、スケール上にドリッパーとサーバーを置く

7.「on/off tare」ボタンを押して計量数値を「0」にする

8.「+」「-」ボタンを押して、お好みの抽出比率を設定 

9.ドリッパーに粉を入れる

※粉のグラムに応じて総湯量が表示される

10.「time mode」ボタンを押し、タイマーが点滅しているのを確認

11.抽出開始

※お湯を注ぐとタイマーが作動し、パーセント表示がされる。 

12.抽出終了後、「time mode」ボタンを押すと表示が固定され、抽出内容の確認ができる。


13.「on/off tare」ボタンを長押して電源を切る。


〈注意点〉

・操作音をオンにしている場合、パーセント表示が100%になると「ピピッ」と音がします。お湯を注ぎすぎてしまった場合は100%以上の表示がされます。

・お湯の注ぎをやめたとしてもタイマーは作動したままです。

・次に電源を淹れた際、前回の抽出比率がそのまま表示されますので、必要に応じて調整を行ってください。

抽出比率との出会い

先ほどから何度も「抽出比率」というワードが出てきていますが、この『ポラリス』では抽出比率の設定が出来ます。

抽出比率の設定なしに、この『ポラリス』を使用するのはすごくもったいないです!

抽出比率とは

コーヒー豆(粉)を1とした時の、注ぐお湯の量です。

つまりは、「コーヒー粉を1とした時に、どのくらいのお湯を必要とするか」ということです。

例えば、コーヒー粉が10gで、お湯の量が150gのときの抽出比率は1:15になります。

1:16~18がバランスの良い味とされています。

比率が1:14以下になると濃い目の味となり、1:20だとあっさりした味になります。

抽出率に関しましては、別記事にまとめましたので、そちらをご覧ください。

 こんな人におすすめ!

買って損はない『ポラリス』ですが、私たちが思うおすすめしたい人は、

・初心者

・ずぼらな人

・安定した味のコーヒーを飲みたい人

・いろいろなコーヒーを試してみたい人

・おしゃれなコーヒー器具を探している人

です。

一つずつ簡単に説明しますね。

初心者

購入する前は、上手に使いこなせるか、そこまでの機能が初心者の私たちに必要なのかと不安にも思いました。

今なら分かります。初心者だからこそ必要なんです

初心者がお湯の量を計量しつつ、時間を確認して、なんならお湯の太さを調整…って頭がこんがらがりました。

第一、お湯を注ぐ時に、片手はケトルを持ち、もう片手でタイマーとスケールを瞬時に押す!って手が足りないんですよ。

でも、『ポラリス』のポラリスモードならお湯を注ぎ始めると勝手にタイマーがスタートしますので、手間が2つも省けるんです。

余裕を持ってコーヒーと向き合うことが出来ますよ

すぼらな人

タイマーとスケールの両方を準備するって地味に面倒じゃないですか?

同じ場所に置いてあるならまだしも、我が家はタイマーはレンジフードの上、スケールはパントリーの中、と同じキッチン内でも全然違う所に置いてあります。

ルンルン気分でコーヒーを淹れたいのに、準備の段階で嫌な気分になってしまいます。

でも『ポラリス』ならタイマーとスケールが一体型なので、これだけの準備で済んでしまいます

安定した味のコーヒーを飲みたい人

私たちは抽出比率のおかげで安定したコーヒーが飲めるようになりました

万が一、粉の量を間違えてしまっても、比率に合わせてお湯の量を調整することができます。

はじめのコーヒー豆(粉)の計量に神経を研ぎ澄ませ過ぎなくて大丈夫です。

いろいろなコーヒーを試してみたい人

逆に、この抽出比率を変えることでその時の気分に応じた濃さのコーヒーを楽しむことも出来ます

今後コーヒー豆の焙煎度や挽き方の違いに応じて、抽出比率を変えるのも面白いのではないかと思っています。

自分好みのコーヒーを見つけるために、いろいろなコーヒーを抽出率を変化させて試してみたいです。

おしゃれなコーヒー器具を探している人

そして、この見た目おしゃれですよねー。

見せる収納で飾るのもいいと思います

計量面がフラットなので、汚れても簡単に拭くことができます。

私たちはブラックを選びましたが、ホワイトは可愛らしさがありますよ。

まとめ(感想・レビュー)

初心者がコーヒースケールポラリスを購入し、落ち着いて安定したコーヒーを淹れれるようになりました。

ポラリスモードだと自動的にタイマーとスケール計量が出来るので、「手が足りなーい」と混乱することがありません。

ボタン操作は少しコツが必要かもしれませんが、一度習得してしまえば問題ありません。

むしろ、コーヒーを淹れるのが楽しくなりました

そして、抽出比率という新しい学びを得ることが出来たのはすごく嬉しいです。

これからこのスケールを使ってコーヒーの世界がどんどん広がっていきそうです。

抽出比率のまとめ記事では、比率が異なるコーヒーを3種類用意し、味の違いを比べています。

こちらも初心者ならではの視点で書いていますので、よろしければご覧ください。

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