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初心者のドリップ実験!ハリオⅤ60vs2つ穴ドリッパーで味を比べてみた

step2 コーヒー道具&豆のレビュー
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こんにちは、くまどき夫婦です。

毎朝コーヒーを淹れていますが、実はずっと「新しいドリッパーが欲しいな」と思っていました。とはいえ、まずは使い慣れた2つ穴ドリッパーで淹れ続けていたんです。

でも、少しずつ新しいチャレンジをするうちに、「そろそろ違うドリッパーも試してみたい…!」という気持ちが高まってきました。そんなとき、偶然ホームセンターで出会ってしまったんです。

「ハリオ V60」に!!

これはもう運命!迷わず購入しました。

今回は、ハリオ V60とこれまで使っていた無名の2つ穴ドリッパーでコーヒーを淹れ比べ

ドリッパーが変わると味はどう変わるのか? 初心者目線で実験してみます。

ハリオ V60の購入を検討している方、新しいドリッパーを探している方、そして私たちのようなコーヒー初心者の方に、少しでも参考になれば嬉しいです!

ハリオⅤ60ってどんなドリッパー?

コーヒー好きな方には言わずもがなですが、HARIO株式会社で販売されているドリッパーです。

円すい形ドリッパーのVの字、角度60°であることから「V60」という名前がつきました。

耐熱ガラスのHARIO V60の世界

特徴は

  • 円すい型
  • 大きなひとつ穴
  • スパイラルリブ

の3点です。

私たちはプラスチックシリーズ、2~4人用である02を購入しました。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

V60透過ドリッパー02 クリア
価格:900円(税込、送料別) (2025/3/5時点)


ママ
ママ

この穴大きいね!

穴の大きさ測ったら約2㎝あったよ。

お湯注いだ時、どうなるのか気になる~。

我が家の2つ穴ドリッパー

少し恥ずかしいですが、我が家で前々から使用しているドリッパーです。

台形2つ穴。

素材はプラスチックです。

容量はわかりませんが、ハリオⅤ60より一回り小さいため2人用かと思われます。

実際に淹れて比べてみた

条件

コーヒー粉:山本珈琲館 こうばしい香りと深いコク ヨーロピアンブレンド

挽き方:中細挽き

粉の量:12.5g

抽出量:200ml

抽出比率:1:16

お湯の温度:98℃

抽出方法:井崎流ハンドドリップ式

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

目玉価格 山本珈琲館 ヨーロピアンブレンド ×2袋
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ドリッパー以外の条件は同じにそろえています

今回は出来上がりが200mlになるように抽出を行いました。

結果

さっそく結果から報告します。

見た目

はっきり言って見た目の差はありません

色の濃さの違いは私たちは感じませんでした。

味わい

ママ
ママ

ハリオV60で淹れた方がスッキリしている。

パパ
パパ

2つ穴の方が濃く感じるかな。

でもマイルドだよ。

ママ
ママ

私はハリオV60のさっぱり感が好きだけど、2つ穴はコクがあっておいしいよね。

パパ
パパ

どっちが好みかはその人によって違うかもね。

ハリオV60
2つ穴ドリッパー
  • スッキリ
  • さっぱりしている
  • 若干酸味を感じる
  • コクがある
  • 少し濃い
  • マイルドさもある

抽出速度

今回、蒸らしも含めて4回に分けてお湯を注いでいます。

スタート1投目:20%(40g)
1分30秒 経過2投目:20%(40g)
30秒 経過3投目:20%(40g)
30秒 経過4投目:40%(80g)

投湯毎に経過時間があったため、正確な抽出速度は分かりませんが、最終的な抽出終了時間に差が生じました。

ハリオV60
2つ穴ドリッパー
  • 抽出終了2:56
  • 抽出終了3:04

やはり、ハリオV60の方が2つ穴ドリッパーよりも抽出速度が速いことがわかります。

体感速度としても、ハリオV60 の方が吸い込まれていく(表現が合っているのか分かりませんが)お湯のスピードが速く感じました。

ドリッパーの穴が大きいためか、抽出されるコーヒー液の太さも、2つ穴に比べるとハリオV60の方が太かったです。

淹れやすさ

今まで、2つ穴ドリッパーでの不便さは感じていません。

けれど、断然ハリオV60の方が淹れやすかったです!!

理由としては、

ハリオV60
2つ穴ドリッパー
  • 円すい状のため、お湯で丸を描きやすい
  • スパイラルリブのおかげで、4投目後の撹拌がしやすい
  • 良くもなく悪くもなく

という点が挙げられます。

なぜ、味が変わる?

ではなぜ、同じコーヒー粉、同じお湯の量であってもドリッパーだけで味が変わるのでしょうか?

形状の違い

一番の要因は、円すい状と台形型の形状の違いではないでしょうか。

耐熱ガラスのHARIO V60の世界

上記はHARIO株式会社のホームページから引用したものです。

イラストでもわかる通り、

円すい状のハリオV60はドリッパー下部にお湯が溜まることなく抽出されます。そのため、スッキリとした味わいになりました

一方、台形2つ穴はドリッパー下部にお湯が溜まりやすいです。お湯にコーヒー粉が浸った状態ですので、それだけ抽出時間が長くなり、濃く感じたのだと思います。

〈円すい状のハリオV60〉

お湯が溜まることなく抽出 ⇒ スッキリとした味わい

台形2つ穴

お湯が溜まりやすく、コーヒー粉が浸った状態 ⇒ 濃い味わい

ハリオV60の特徴

今回の実験で、ハリオV60で淹れた方がスッキリと酸味がある味わいになりましたが、お湯を注ぐ速度を変えることで味に変化をつけられるようです。

ママ
ママ

そんなこと可能なの?

素早く注ぐ  → すっきりした味

ゆっくり注ぐ → コク深い味

もしかすると、今回私の注ぐスピードは素早かったのかもしれません。

注ぐスピードによってスッキリとした味わいに感じた可能性もあります。

パパ
パパ

注ぐスピード毎の味の変化も試してみたいな。

この点は、今後の検討課題ですね!

メリット・デメリットまとめ

以上の結果を表にまとめてみました。

ハリオⅤ60台形2つ穴
味の傾向安定しやすく、濃厚クリアでスッキリ
抽出スピード遅め速め(調整可能)
初心者向けか? 安定した味が出やすい 注ぎ方次第で味がブレる
遊びの幅少な目(安定感重視)広い(自分好みに調整可能)

どっちがおすすめ?

ドリップを極めたい、その時々に応じたコーヒーを飲みたいと思っているならハリオⅤ60をおすすめします。

これからドリップコーヒーを淹れてみようと思っている人、手軽に安定した味を出したいなら2つ穴ドリッパーがおすすめです。

私は、これからハリオV60でさまざまなコーヒーを淹れ比べてみたいです。

あなたはどっち派ですか?


次回予告

前回「ドリップコーヒーの2杯どり、淹れ方で味はどう変わる?苦みや濃さを検証!」で、抽出の順番で味に変化があることを知った私たち。

次回は、ハリオV60を使用して、抽出順番で味がどのように変化するのかを初心者目線で実験していきます。

見に来ていただけると嬉しいです。

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