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挽きすぎ?粗すぎ?コーヒー豆の挽き方、初心者が一から調べてみた

step1 コーヒーの基本
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こんにちは、くまどき夫婦です。

コーヒーについていろいろな検証実験をしている私たちですが、「コーヒーってなんなの?」と言われると全然分かりません。

コーヒー豆って何なの?から始まり、前回は「焙煎」について調べてみました。

今回は「豆の挽き方」について学んでいこうと思います。

このシリーズはコーヒー豆がどのようにして、私たちが飲んでいるコーヒーになるのかを順を追って見ていきます。

初心者目線で書いてありますので、気軽な気持ちで(それこそコーヒー片手に)読んで頂ければと思います。

こんな人に読んでほしい
  • コーヒー初心者
  • コーヒーについての知識を深めたい人
  • 自分好みのコーヒーを見つけたい人
  • 自分でおいしいコーヒーが淹れれるようになりたい人
  • くまどき夫婦ってどんな人なの?と思ってくれた人

コーヒー豆って、なんで挽くの?

ママ
ママ

さて、今日はコーヒー豆の挽き方について勉強していくよ。

パパ
パパ

豆を挽く作業って、うちでもやったことはあるけれど、

どの程度まで細かくすればいいのかが分からないんだよな。

ママ
ママ

実は、私やったことないの。

程度が分からないのもあるけれど、その作業が手間に感じちゃって、どうしても挽いてある粉を買っちゃうんだよね。

パパ
パパ

挽きたてのコーヒーは美味しいんだろうけど、手間と労力を考えると「粉」って便利だもんな。

逆に、挽き方を理解して、美味しいコーヒーが淹れれるのなら、自分でコーヒー豆を挽いてみようとは思う?

ママ
ママ

それは、面倒くさがり屋の私でも、挽いてみようって思うよ。

時間に余裕があるときは、だけどね。

パパ
パパ

では、今回は”面倒くさがり屋”のママでも挽きたくなっちゃうように、挽き方の疑問を解決していこう。

そもそも、なんでコーヒー豆って挽かなくちゃいけないんだろうね。

ママ
ママ

え?それは、コーヒー成分を抽出するためじゃないの?

パパ
パパ

まあ、そうなんだけどさ。

豆をそのまま水に漬けても多少のコーヒー液は出てくるみたいだよ。

でも細かくすることで、よりコーヒー成分が抽出されやすくなるってことだよね。

ってことは、粒の細かさによって抽出されるコーヒーの味が変わるってことじゃない?

粉の粗さ(挽き目)で味が変わるって本当?

挽き目の種類と大きさ

ママ
ママ

たしかに、挽き目によってコーヒーの味が変わるって聞いたことはある。

たしか、粗い方がさっぱりした味で、細かいと苦くなるんだっけ?

パパ
パパ

俺も詳しくは分からないんだ。

まずは、挽き目にどんな種類があるのか見てみようよ。

パパ
パパ

挽き目は大きく5種類あるよ。

そして、挽いた粒の大きさのことを粒度(りゅうど)というんだって。

以下が引き目と粒度の表だよ。

挽き目粒の大きさ
極細挽き(ごくぼそびき)粉糖のようなパウダー状
細挽き(ほそびき)上白糖とグラニュー糖の中間
中細挽き(ちゅうぼそびき)グラニュー糖ほど
最も一般的な粒度
中挽き(ちゅうびき)グラニュー糖とザラメの中間
 粗挽き(あらびき)ザラメ糖ほど
UCC COFFEE MAGAZINE コーヒー豆の挽き方
ママ
ママ

うーん。写真で見ても、大きさの違いは何となくしか分からないな。

これで味の違いもでるのかな?

パパ
パパ

でも、4:6メソッドで淹れた時に、粗挽きを推奨されているのに中細挽きで淹れたせいか、苦みが強くなっちゃったよね。

パパ
パパ

コーヒーの挽き方によって、適した淹れ方があるみたいだよ。

それを一度見てみよう。

抽出方法によって違う、適した挽き方

挽き目特徴適した抽出方法
極細挽き ・粒度が細かいため渋みや苦みが強く出る
・ドリップには不向き

エスプレッソマシン
細挽き ・濃い目の味わいになるウォータードリッパー
中細挽き ・最もベーシックな粒度
・市販のコーヒー粉は中細挽きが多い
ペーパードリッパー
コーヒーメーカー
中挽き ・少し粗めのため、雑味が出にくい
・時間をかけて抽出する方法が適している
サイフォン
ネルドリップ
フレンチプレス
粗挽き ・粉とお湯の接触時間が長い抽出が適している金属フィルターなど目が粗いフィルター
パーコレーター

UCC COFFEE MAGAZINE コーヒー豆の挽き方 を参考にして作成

ママ
ママ

へー。粒度の違いによってこんなに淹れ方が変わってくるんだね。

聞いたことない抽出方法もあるなぁ。

パパ
パパ

そうだね。

やっぱり粒度が細かいとお湯に接する面積が増えるから、それだけ濃く抽出されやすいんだよね。

だから抽出方法も短かったり、水を用いてわざと成分が抽出しにくくするのが適しているんだね。

パパ
パパ

それに比べて、粒度が粗いと雑味は出にくいけど、コーヒー自体の成分抽出もされにくい

よって抽出方法もじっくりと時間をかけて抽出するのが合っているんだろうね。

ママの調べてみましたコーナー
エスプレッソ

エスプレッソは専用の機械に粉をセットしたら、高い圧力をかけて20~30秒で抽出。

ブラックだけじゃなく、砂糖やミルクを入れて楽しむのが本場のスタイル。

よく、小さいカップに濃いコーヒーが入っているイメージだよね。
ウォータードリップ

ウォータードリップはお湯ではなく水を使って抽出。

水にコーヒーバックを浸す方法や専用の器具でゆっくり抽出する方法がある。

水出しコーヒーとも言われるよ。
ペーパードリップ/コーヒーメーカー

ペーパードリッパーコーヒーメーカーはフィルターに粉をセットして、お湯を注いで抽出。

家で一般的にコーヒーを楽しむ淹れ方だね。
サイフォン/ネルドリップ/フレンチプレス

サイフォンはアルコールランプで熱することで、気圧の変化を利用して抽出。

ネルドリップは、ネルと呼ばれる布製のドリッパーを使って抽出。原理はペーパードリップと同じ。

フレンチプレスは、円柱状の容器に金属フィルターがついた器具を使用。お湯とコーヒー粉を入れたらフィルターで濾していく。

サイフォンは昔ながらの喫茶店にあるイメージだね。
フレンチプレスの器具は実家で紅茶を淹れていたなー。
パーコレーター

パーコレーターは、ヤカンのような本体の中に、バスケットと呼ばれるコーヒー粉入れとパイプがついている器具を使う。

まずは水を入れて沸騰したら、コーヒー粉をセット。すると、蒸気の力でお湯がパイプから吸い取られてシャワーのようにバスケットに降り注ぐ。それによってコーヒーが抽出されるという仕組み。

本田技研工業株式会社さんのHondaキャンプが分かりやすかったです。

よく、キャンプで飲まれているんだって。

実際に豆を挽いてみよう

パパ
パパ

よし、今度は実際にコーヒー豆を挽いてみよう。

ママ
ママ

ペーパードリップで淹れたいから、中細挽きがいいね。

えっと、粒の大きさはグラニュー糖ほど、って…具体的にどんな感じかな?

ちょっとわかりにくい。

ママ
ママ

ま、とにかくやってみよう。

なんとかなるかもしれないし。

以下に使った豆と器具、実際の様子をまとめてみたよ。

準備物

コーヒー豆:UCC オリジナルブレンド

電動ミル:Kalita 電動コーヒーミル

手順

①豆を計量

  今回は1杯分の10gとしました。

  10gなので、挽く時間は約8秒。

②豆をセットしたら、

③スイッチオン

 心の中で8秒間カウントします。

結果

見た目はこんな感じです。(見えにくくてすいません。)

ムラなく挽かれているように思います。

細かさについては判断ができなかったので、市販の中細引きの粉と比べてみました。

ママ
ママ

どうかな?

初めてにしては上手にできたような気がする。

パパ
パパ

もちろん、ミルの種類によってムラが出来ちゃったりするんだろうけど、

挽き具合に応じて時間設定がしてあるから難しさはなかったね。

ママ
ママ

そうなの。

タイマー設定が面倒だったから、心の中で数えちゃったけどね。

でも、こんな数秒であっという間に挽けるなんて驚いた。

パパ
パパ

(心の中でって…やっぱりズボラだなぁ。)

パパ
パパ

では、自分で挽いた豆でコーヒーを淹れてみよう!

ママ
ママ

美味い!!

えー、挽きたての豆で淹れたコーヒーってやっぱり美味しいなー。

パパ
パパ

もちろん、コーヒー豆の種類や焙煎度なんかでも味は変わってくるけど、美味しいね。

なんとなく、コクがある感じかな?

ママ
ママ

わたしは、このくらいの味が丁度いいな。

濃く感じる人は少し粗めにしたり、逆に薄く感じる人は細挽きよりに調整すればいいね。

挽いてみて思ったこと

ママ
ママ

挽き目の判断は難しいね。

見た目だけじゃ、わからないよ。

パパ
パパ

慣れれば分かるようになるのかもね。

でも、ミルの説明書とかに挽き目に応じた時間設定とかが書いてあると思うから、まずは説明書通りにやってみるのがいいと思うな。

パパ
パパ

濃い・薄いなどがあれば、今後調整しつつ自分好みの挽き方をマスターしていけばいいんだよ。

ママ
ママ

挽くことでコーヒーが自分の味になるって感じ?

すごく面白そう!

ママ
ママ

ただ、数秒の差で挽き目が変わるから、微調整が難しいかもね。

パパ
パパ

そう思うと、“挽き方”って奥が深いなぁ…。

今後のチャレンジ

今回、コーヒー豆を自分で挽いてみて、挽くこと自体は難しくありませんでした。

ただ、自分好みの味を追求するとなると、まだまだ挑戦や練習の必要があります。


今後は、

  • 粗さを変えて同じ豆で飲み比べたい
  • 他のミルにも挑戦してみたい

と新たな欲が出てきました。


ぜひ、みなさんもコーヒー豆を挽いて自分の味を見つけていきましょう。

そして一緒にコーヒーを楽しみましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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